【競馬ニュース】【スプリンターズステークス2022】データから見る狙い目は?

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JRA公式から引用

2022年も10月に入り、今年もあと3か月になりましたね。そして競馬界は秋のGⅠウィークに突入、その開幕戦となるスプリンターズステークスが行われます。さらにフランスでは凱旋門賞が開催(日本時間23時5分発走予定)されますね。日本競馬界の悲願が達成されるのか要注目です。

参考資料:競馬ラボ

絶対的存在が不在のスプリント界

マイル・スプリントでの絶対的存在であったグランアレグリアが引退したのが昨年のマイルチャンピオンシップであったが、その後の短距離路線では絶対的存在といえる馬はいなく、今回も混戦が予想されます。

そこで過去10年のデータから狙い目を絞っていきたいと思います。

4枠・5枠が好相性

過去10年の枠順別データを見ると、4枠が3勝、2着2回、5枠が2勝、2着2回となっており、最も好相性と言っていいでしょう。

対照的にあまり相性が良くないのが、3枠と6枠でともに過去10年では勝っていません。特に6枠は2着1回しかなく最も相性が悪くなっています。

そして内枠と外枠はともに勝率・連対率・複勝率が似通った戦績となっており、3枠と6枠以外では極端な差は出ていません。

1番人気が5勝と信頼度は高いが、人気薄も侮れない

過去10年の人気別データでは1番人気が5勝、2着1回、3着1回と非常に信頼度は高いものとなっています。

そして2番人気が2勝、2着4回、3番人気が2勝、2着2回と上位人気の馬が馬券圏内に来る確率はかなり高いものとなっています。

しかし過去10年のデータを見てみると、人気決着となったのは2019年しかなくその他の年は、人気薄の馬が穴を空けていたり二桁人気の馬が7頭も馬券圏内に来ているなど人気薄の馬が馬券圏内に来る確率もかなり高くなっています。

斤量には要注意

そして数字として要注意なのが斤量です。最重量の4歳以上の古馬は57キロ、最軽量の3歳牝馬が53キロと実に4キロもの差があることも考慮する必要があるでしょう。

1番人気のメイケイエールが55キロ、2番人気のナムラクレアが53キロと2頭とも斤量が軽いというのも有利に働くでしょう。

人気薄では1枠1馬のテイエムスパーダが53キロ、4枠7番のウインマーベルが55キロとなっており、枠的にも相性はいいので人気薄では個人的には要注目ですね。

7歳以上の馬は厳しいか

過去10年の年齢別データを見てみると、6歳と7歳を堺に顕著な差が出ていることが分かります。最も戦績がいいのは出走頭数も一番多い5歳馬、次いで4歳となっており、この2世代が中心なのは間違いありません。

そして7歳馬のジャンダルム、ダイアトニック、トゥラベスーラ、8歳馬のラヴィングアンサーはなかなかに厳しいかと思われます。

ミスタープロスペクター系が重要

血統面で見てみるとミスタープロスペクター系の血が父系、母系のどちらかに入っているのかが重要です。ミスプロ系が入ってない馬での決着は過去10年で3回しかなく、2017年~2019年の3年間は全てミスプロ系が入った馬が上位を独占する形となっており、まさに最重要と言っていいでしょう。

今回その血を引く馬は、ダイアトニック、ウインマーベル、ファストフォース、ヴェントヴォーチェ、マリアズハートとなっており、奇しくも全てが人気薄となっています。個人的には斤量も軽いウインマーベルを推したいかなと思います。

結論

 

結論としては、上位人気の馬の信頼度の高さと人気薄の馬が来ることが非常に多いということですが、そこからさらに血統や枠、斤量、年齢などを考慮すると、テイエムスパーダ、ウインマーベル、ファストフォース、ナムラクレア、ヴェントヴォーチェ、メイケイエール、シュネルマイスター、マリアズハート当たりが狙い目かと思います。

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