【競馬ニュース】新種牡馬ドレフォン産駒のジオフリフが皐月賞を制覇
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ドレフォン産駒ジオグリフが皐月賞を制覇
最終的なオッズが一桁台6頭と近年まれに見る大混戦模様の皐月賞を制したのは新種牡馬ドレフォン産駒のジオグリフ。
レースは2番アスクビクターモアが引っ張る展開に。2番手は16番デシエルトがスタート直後に躓きながらも追走、1番人気ドウデュースは後方から、2番人気ダノンベルーガは最内枠から好位追走の形に、3番人気イクイノックスは大外18番からスタートを決め外目を追走の形に。
最後の直線残り200mで先頭にたったイクイノックスを外から差してきたジオグリフが捉え1馬身差の勝利。3着は後方から上り最速の33.8を使ったドウデュース。
勝ったジオグリフの父は新種牡馬のドレフォン。産駒としての初GⅠ制覇となった。
混戦模様は変わらずも上位陣が有力か
大混戦模様の皐月賞だったが、ダービーでも混戦模様なのは変わらなそうだ。勝利ジョッキーインタビューで福永騎手が「1冠取れたけど、次は迎え撃つというほど楽な相手ではないと思う」という言葉の通り、ドレフォン産駒のジオグリフにとっては未知数の2400mと距離をこなせるかが課題。むしろ2着のイクイノックスはダービーこそが最大目標としており、こちらの方が適性は上か?
3着のドウデュースも強烈な末脚を見せたことから直線が伸びるダービーは歓迎だろう。
いずれにせよ今回上位に来たメンバーがダービーでも有力候補となるのは間違いなさそうです。
種牡馬の世代交代
ちょうど3年前ディープインパクト、キングカメハメハという2大巨頭が相次いで死亡し、衝撃を与えたのは記憶に新しい所です。筆者もディープインパクトの献花をしにノーザンホースパークに行ったことをよく覚えています。
そんな中誕生したのが現3歳世代です。そして皐月賞を制したジオグリフの父が新種牡馬のドレフォン、2着のイクイノックスの父が新種牡馬のキタサンブラックと共に初年度産駒が皐月賞でワンツーフィニッシュを決めました。
2012年から10年連続でリーディングサイヤーとなってるディープインパクトの牙城が崩れるのにはまだ数年かかるでしょう。最有力は2021年リーディング2位のロードカナロアで間違いないでしょう。
今後は2025年初年度産駒デビューのコントレイルや2023年初年度産駒デビューのレイデオロやブリックスアンドモルタルに個人的に注目しています。
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