大混戦の2021年皐月賞 データから見る狙い目は?

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皐月賞 出馬表

稀に見る大混戦模様の皐月賞を制するのはどの馬か?

2021年4月18日中山競馬場で第81回皐月賞が行われる。今年は抜けた存在がいない大混戦となっており、記事掲載時点でエフフォーリアが3.6倍での1番人気となっています

弥生賞からは過去10年では勝っていない

過去10年を見てみると弥生賞から勝ち馬はでておらず2010年のヴィクトワールピサまで遡らないといません。近2年では馬券圏内にも来ていないく、弥生賞組は少し評価を下げざるをえないかもしれません。ただし過去10年でみると馬券圏内に来たのは6回なので、軽視はできないので押えておいたほうが無難と言えます。

スプリングSからは過去10年で3勝

スプリングSからは過去10年で勝ち馬が3頭でており、かつ連対率40%、複勝率60%と非常に高い数値となっており、馬券に絡む可能性は高くなっています。さらに今年のスプリングS覇者のヴィクティファルス鞍上は大舞台に強い池添謙一騎手となっているのも見逃せないポイントとなっています。

共同通信杯組が最多の4勝

過去10年で最多4勝しているのが前走が共同通信杯となっている馬ですが、ここ4年で見ると2019年のダノンキングリーが3着に来たのみとなっており、近年でいうと少し戦績が悪くなっているのは気がかりな所、しかし今年は勝ち馬のエフフォーリアのレースっぷりを見ると少し抜けた存在なのかなと思われます。その時の2,3着馬がのちに重賞を制していますし、力は間違いなく上位となっているでしょう。

ホープフルS直行が2連勝中

近2年はホープフルSから直行したサートゥルナーリアとコントレイルが2連勝と力の違いを見せつけましたが、今年はオーソクレースが回避することにより、ホープフルSから直行する馬はいなくなり、レッドベルオーブが朝日杯FSから直行するのみとなっていますが、朝日杯FSを出走した馬が皐月賞を制したのは2013年のロゴタイプ、その前はナリタブライアンとなっており、相性自体はあまり良くないのでレッドベルオーブに関しては今回は消しでいいと思います。

若葉ステークスは微妙

前走が若葉ステークスの過去10年をみると最高着順が2019年ヴェロックスの2着が最高であり、連対率・複勝率ともにそこまで良くないので、アドマイヤハダルはルメール人気もあってか3番人気に推されていますが少し危険かなと個人的には思っているので、複勝圏内にとどめておくくらいが無難かと思います。

枠でみると3枠と5枠は危険か

枠で見てると過去10年では3枠と5枠は勝率0となっており、3枠が連対率5%・複勝率10%、5枠が連対率5%・複勝率15%となっており、相性はあまりよくありません。

なのでヴィクティファルス、ヨーホーレイク、ラーゴム、シュバリエローズは要注意です。

内外での有利不利はそこまでないものとなっています。

10番人気以下は消し

過去10年では10番人気以下は勝率0%、連対率0%、複勝率も3.3%とほとんど来ません。なのでここは素直に10番人気以下は消しでいいでしょう。

3番人気までの信頼度は高い

3番人気までの馬が勝ち馬になったのは、過去10年で5回となっており、信頼度は高いと言えるでしょう。さらに3番人気までの馬が勝った時は、意外と固い決着になっており、逆に4番人気以下の馬が勝った時は、全体的に荒れている傾向になっており、固い決着か荒れるかの2パターンになってるのも少し面白い所です。

データから見る狙い目は?

難解と思われる今回ですが、意外と人気決着となるかもしれません。それは上位人気の馬が勝った時は硬い決着になることが多いことと枠的な相性で4枠が一番相性が良く、連対率25%・複勝率30%と過去10年では最も高い数値となっている点が挙げられます。

ちょうど4枠の2頭がエフフォーリアとダノンザキッドとなっており、これはある意味運命めいた枠とも言えるかもしれません。

◎:エフフォーリア

〇:ダノンザキッド

▲:ステラヴェローチェ

△:ディープモンスター、グラティアス、アドマイヤハダル

※あくまでも個人的な予想です

カギを握るのは天気か

レースの命運を握るのは天気となりそうで、土曜日は雨予報となっており、どの程度の量になるのか?

日曜日はそこまで荒れる予報ではないので、馬場がある程度回復するとなれば意外と波乱は起きないのかもしれません。いずれにせよ大混戦なのは間違いないので、本番でどうなるのか神のみぞ知るですね。

 

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