ジャパンカップにアーモンドアイが参戦!3冠馬が3頭一堂に会するドリームレースが現実に
2020年は新型コロナの影響で無観客での競馬が続き、ようやく最近有観客での競馬が再開されましたところですが、史上初の無敗での牡馬牝馬の3冠馬誕生やGⅠ7勝の壁をついにアーモンドアイが破りGⅠ8勝目を上げるなど競馬界にとっては特別な年になっています。そんななか2020年11月12日にシルクホースクラブからアーモンドアイのジャパンカップへの正式参戦が表明されました。
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3冠馬が3頭一堂に会するドリームレースが実現
無敗の牡馬牝馬3冠馬による、ガチンコ対決が実現すると思われた2020年のジャパンカップですが、今年の情勢やアーモンドアイの状態面を確認し、ジャパンカップへの正式参戦が表明されました。
3冠馬が3頭同時にレースをするなんて、国内で見てももちろん初ですし、世界的に見ても初の出来事ではないでしょうか?国内で見ると1984年ミスターシービーとシンボリルドル、2012年のオルフェーヴルとジェンティルドンナが3冠馬対決が実現していますが、特に1984年は2年連続で3冠馬が誕生し、注目されていた中で伏兵扱いだったカツラギエースが日本勢初のジャパンカップ優勝馬となったのは有名な話だ。
しかし今回は、日本競馬史上でも間違いなく一番のビッグマッチとなるでしょう。
引退レースとなるアーモンドアイ
特にアーモンドアイは今回がラストランとなるので、特に注目度が高いでしょう。おそらく1番人気になると思われますが、臨戦態勢やアーモンドアイの体質などを考慮すると心配になる要素があるのは事実です。
ジャパンカップは牝馬が好走する例が多々あり
直近10年をさかのぼってもブエナビスタ・ジェンティルドンナ・ショウナンパンドラ・アーモンドアイの4頭の牝馬が制しており、ことジャパンカップにおいては牝馬の好走例が多くなっています。
特に3歳牝馬は2キロ減の斤量となるので古馬の牡馬と比べると4キロも軽い53キロで出走できることが非常に大きいです。
となるとデアリングタクトがこの中では斤量的には最も有利となります。※アーモンドアイとコントレイルは同斤量の55キロとなります。
そして当日の天気がもし雨となり、馬場が重くなると道悪巧者であるデアリングタクトがさらに有利に働くことになります。
事実上の年度代表馬決定戦
普通に考えれば、牡馬クラシック3冠を制したコントレイルが年度代表馬となりますが、今年は牝馬3冠を制したデアリングタクト、ヴィクトリアマイル・天皇賞秋を制したアーモンドアイが参戦することにより、ジャパンカップが事実上の年度代表馬決定戦のようになってしまいました。
仮にアーモンドアイが勝つと2020年のGⅠ勝ち鞍が3勝となり、コントレイル・デアリングタクトと同じ勝利数となり、直接対決を制したことで年度代表馬となる可能性が高いです。
そしたデアリングタクトが勝つとコントレイルとの直接対決を制することにより、2020年のGⅠ勝ち鞍が4勝となり年度代表馬となるでしょう。
コントレイルの場合は、勝つのはもちろん3頭以外の馬がもし買った場合も年度代表馬となる可能性が高いと思います。
世界中が注目するレース
アーモンドアイの参戦により、国内はもとより世界中のホースマンが注目するレースになったことは間違いないです。日本の競馬のレベルが上がって世界から注目されるようになり、そしてこのビッグマッチが実現することとなり、当日は間違いなく世界中から注目されるでしょう。
とにかく全馬が無事にゴール板を駆け抜けることを祈って、当日を楽しみにしましょう。
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