【競馬ニュース】【エプソムカップ2022】のちの海外GⅠ勝ち馬も輩出したレースを制するのは?データから見る狙い目は?
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のちの海外GⅠ馬も輩出したレースを勝つのは?
2022年6月12日第39回エプソムカップ(GⅢ)が行われる。2013年に2着に入ったジャスタウェイが翌年のドバイデューティーフリー(現在のドバイターフ)を制し世界ナンバーワンのレーティングを獲得。
さらに2015年に制覇したエイシンヒカリが同年の香港カップ、翌年のイスパーン賞を制するなど2頭の海外GⅠを輩出し、近年では特に注目の重賞となっています。そんなレースを制するのはどの馬か?
どの枠にもチャンスはあり
過去10年の枠順別のデータを見てみると、最も戦績がいいのが3勝、2着2回、3着2回の3枠、次いで2勝、2着2回、3着2回の8枠となってます。
勝てていないのが2枠と4枠になりますが、共に2着1回、3着2回となっており、全く馬券に絡んでいないという事はないことからも、どの枠でもチャンスがあるということが言えます。
ただ東京開催も後半に入っているという事で、最後の直線は外の方が伸びるはずなので、最後はスムーズに外に持ち出せるかが鍵となりそうです。
人気薄でもチャンスあり
過去10年の人気別データを見てみると、4~6番人気が3勝、2着4回、3着4回、7~9番人気でも1勝、2着1回3着2回、10番人気以下でも3着2回と人気薄でも十分にチャンスがあることが分かる。
さらに前走のデータを見てみると、前走馬券圏外から17頭が馬券圏内に来ており、そのうち6頭は二桁着順から巻き返していることからも前走の結果が悪く人気を落としているのは意外と狙い目と言えるかもしれません。
さらに付け加えると二桁着順から巻き返している馬は全て前走が重賞ということです。ここは重要なポイントとなります。
4歳馬が圧倒的
過去10年の年齢別データを見ると、4歳馬が6勝、2着6回、3着4回と圧倒的に戦績を残しています。過去10年で4歳馬が馬券圏内にこなかったのは2014年の1回のみとなっていて、このレースにおける4歳馬はまさに鉄板と言えます。
今回出走している4歳馬は、タイムトゥヘブン、ヤマニンサンパ、ノースブリッジ、ジャスティンカフェの4頭となっており、この4頭は押さえておいたほうがいいでしょう。
ディープインパクト産駒に要注目
産駒別データを見てみると、ディープインパクト産駒が4勝と最も戦績が良く、馬券圏内に来た回数も過去10年で6回となっており、ディープインパクト産駒の相性の良さが分かります。今回出走してるディープインパクト産駒はヤマニンサンパとトーセングランの2頭となっており、要注目でしょう。
さらにオッズ的にもヤマニンサンパは7番人気トーセングランは10番人気となっているので馬券的にもおいしい存在かと思います。
牝馬には厳しいか
紅一点のシャドウディーヴァは斤量56キロを背負う。過去10年で牝馬が勝ったのはルージュバックただ1頭のみ、馬券圏内に来たのも2019年のサラキアがいるくらいで、しかも両馬とも54キロを背負ってのものだ。そもそもが牝馬が牡馬と同じ斤量での重賞を勝つということ自体がまれであり、今回もなかなかに厳しそうなのが現実だろう。
斤量58キロはなかなかにきつい
斤量に注目すると58キロを背負うのがトーラスジェミニとザダルの2頭。斤量58キロを背負って馬券圏内に来たのは2016年のフルーキーのみと厳しい結果がでています。3番人気のザダルは昨年の覇者であり、今年の京都金杯も制していますが、前走のダービー卿CTを同斤量を背負っての10着、昨年勝った時も斤量は56キロと今回とは条件が違います。そうなると人気の一角ではありますが、厳しい評価をせざるを得ません。
結論
まずは4歳馬である、タイムトゥヘブン、ヤマニンサンパ、ノースブリッジ、ジャスティンカフェの4頭は押さえておくとして、2番人気のダーリントンホールも外せないだろう、同じ舞台での共同通信杯を勝った経験からも確実に上位にくる力はあります。
そして人気薄ではディープインパクト産駒のトーセングランがかなり面白い存在になりそうです。東京競馬場での勝ち鞍はありませんが、6戦を走って一度も馬券圏内を外したことがなく、安定した力を発揮できる舞台とも言えます。
逆に不安要素が多いのが3番人気のザダルです。斤量58キロを背負って馬券圏内に来たのは2016年のフルーキー1頭のみとなっており、厳しめの評価をせざるを得ません。
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