【レビュー】スイッチの交換が簡単にできるマウスROG Strix Impact Ⅱ
目次
総合評価
最高☆5で評価※あくまで個人的評価です
コスパ | ★★★★★ |
性能 | ★★★★☆ |
重さ | ★★★★★ |
握り心地 | ★★★★☆ |
主な仕様
付属品一覧
付属品は15か国語対応のクイックスタートガイドと保証書ですね。交換用のソールなどはついていません。
外観チェック
形状は左右対称、しかしサイドボタンは左側だけなので実質右利き専用となっています。滑り止めのラバーではなく溝が斜めに彫られていてそれが滑り止めの役割を果たしています。しかし汗などを搔くとグリップ性能は落ちてしまいそこまでグリップ性能が高いわけではなさそうです。しかしラバーではないので使っていて摩耗して削れてしまうというのはなさそうです。
マウスソールは上下に3枚とセンサー周りに小さめのソールが2枚ついていて合計5枚ついています。個人的には結構変わった形をしてるなという印象ですね。交換しやすそうな形をしていますが、マウスソールは結構アバウトにつけても意外と問題ないので、ソールの交換をする場合は自分の好みの形に切って行うのがいいかなと思います。
カスタマイズ可能なボタンが5個(スクロールを含めると7個)付いていて、底面にDPIスイッチャーがついています。 前モデルにはなかったサイドボタンが追加されています。というか何故前モデルはゲーミングなのにサイドボタンをつけなかったのか?
逆にDPIスイッチャーの位置が変わったのは個人的には残念ポイントです。※筆者はDPIスイッチャーをカスタムしてゲームをするため、これに関しては構造上そうせざるを得なかったと思います。※スイッチ交換するための機構のため
個人的に好きな点はUSB端子にROGロゴが彫られていたり、ケーブルを束ねるものにもロゴがデザインされているなど細かい所にもこだわりが感じられる点が高得点です。ゲーミングなのでこういう細かい所にもこだわってほしいですよね。
ケーブルはゴム製
ケーブルは編み込みではなくゴム製のものを採用しています。最近の柔らかいものほどではありませんが、編み込みよりは確実に柔らかくなっています。おそらく以前紹介したエラストマーと呼ばれるプラスチックとゴムの特性を持つ素材なのかな?とも思います。※特に記載はされていないので筆者の憶測です
エラストマーについてはこちらのページを確認ください
ピボットボタンメカニズム
操作機能間の距離が短いほど速くクリックできるため、当社のエンジニアはROG Strix Impact IIにピボットボタンを装備しました。このメカニズムでは、バネと金属ヒンジを使用してキーのバランスを取り、ボタンとスイッチ間の距離を最小にします。その結果、操作機能間の距離が最小になるので迅速にリターンでき、クリックごとに優れた速度、応答性、一貫性が確保されます。
製品ページより引用
まあ簡単に言えば、スイッチを押したときの距離がかなり短くなっているということです。実際に使えば分かると思いますが、確かに反応するまで物理的に短いなと思います。
最大の特徴はスイッチの交換ができること
マウス底面の4つのカバーを取り外すとネジ止めしてあるので、精密ドライバーで外すと簡単にカバーが外せる構造になっています。※この構造にしてるせいでDPIスイッチャーを底面にせざるを得なかったと思います。
スイッチが簡単にできる構造だが交換用スイッチが別売り
スイッチが簡単に交換ができると言ったが、交換用のスイッチ自体は付属していないので自前で用意する必要がある点は注意しよう。まあカタログスペックは5000万回の耐久性があるので故障の心配はあまりないが、万が一チャタリング(二重押し)が発生した場合は自分で簡単にスイッチの交換ができるのはメリットだと思います。
センサーはおそらくPixart PAW3327センサー
スペック表には記載されていないが、Pixart社のセンサーと照らし合わせるとおそらくPAW3327センサーだと思います。マウステスターでの性能は下記の通りです。流石に最新のセンサーと比べると劣ってると言わざるを得ませんが、ゲームをやるうえで違和感とかはありません。
リフトオフディスタンスが若干長め
リフトオフディスタンスは若干長めかな?と感じました。本当に若干という感じなので気になる人はマウスソールを重ね張りすることで解決ができるはずなので、是非ともやってみてください。
ROG ArmouryⅡでカスタマイズ可能
ROG ArmouryⅡとうカスタマイズソフトでボタンの再配置、DPIの調整やLEDライティングの調整などができます。リフトオフディスタンスの調整はできません。LEDの種類も少ないのでできればもう少しバリエーションが欲しいなと個人的には思います。あとは特に他メーカーのカスタマイズソフトとできることに大差はありません。
結論
お勧め度 ★★★★☆
前モデルのStrix Impactにサイドボタンを追加して、DPIスイッチャーをマウス底面に移動して、スイッチの交換ができるようにカバーが取り外ししやすくなったモデルですね。センサーも良くなってはいますが、さほど変化はないと思います。79gと非常に軽いのもいい点だと思います。全体的にコスパよくまとまったという印象ですね。
サイズ的には手が小さい人の方がしっくりくるかと思います。筆者にはちょっと小さいかな?と思いますがこれは普段使っているマウスが本製品より大きいのを使っているため慣れからくるものなので、慣れれば特に問題はないかなと思います。
値段も4,480とゲーミングマウスとしてはかなり安価です。※筆者が購入した時はもっと安く4,088円でした
初めてゲーミングマウスを購入する人やコスパ重視でASUS製品にこだわりがある人にはかなりお勧めかなと思います。
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