【競馬ニュース】【2022有馬記念】2022年の総決算”有馬記念”を制するのは?データから見る狙い目は?

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JRA公式から引用

王者の復権か?3歳馬の勢いか?

今年もこの時期がやってきましたね。競馬界の総決算有馬記念がいよいよ12月25日に行われます。注目は何といっても天皇賞・秋を制したイクイノックス、天皇賞・春、宝塚記念を制したタイトルホルダー、大阪杯9着、宝塚記念6着からの復権を目指す2021年の年度代表馬エフフォーリアの3頭でしょう。

8枠は特に相性悪し

過去10年の枠順別のデータを見てみると、3着が1回のみと大外8枠だけが圧倒的に不利なことが分かる。そうなるとブレークアップとディープボンドの2頭は自然と難しいかなという結論になってしまう。

逆に相性がいいと言える枠は3・4・5枠の3つでしょう。それぞれ2勝ずつ、3枠は2着3回、4枠は3着2回、5枠は2着2回、3着2回となっており、内外の枠よりは相性がいいと言えます。

1番人気が圧倒的

過去10年の人気別データを見ると1番人気が6勝、2着1回、3着1回と圧倒的になっています。馬券圏内に来てないのは僅かに2回となっており、1番人気はとりあえず抑えておいたほうがいいでしょう。

5歳までが勝負

過去10年の年齢別データを見てみると、出走頭数の関係もありますが6歳以降で3着が1回しかなく、5歳までの決着となっています。

そうなると今回出走しているラストドラフトとボッケリーニが6歳馬となっているのでここは素直に消しでいいかと思います。

近年は前走天皇賞・秋の馬が好走率高し

過去10年の前走別データを見ると、少し面白いことが分かる。

2018年以前は2012年から毎年前走ジャパンカップの馬が必ず馬券圏内に来ているが近年はその傾向が変わったのか、ジャパンカップの馬が馬券圏内に来ていなく、天皇賞・秋の馬が好走している。

これは単純にジャパンカップからの参戦する馬が自体が減っているということではなく、有馬記念に合わせてピークを持ってくるということがジャパンカップ参戦となると少し難しいということかもしれません。天皇賞・秋とジャパンカップからの参戦を比べると単純に1か月期間が違うので、天皇賞・秋からの参戦のほうがゆったりとした調整がしやすいということでしょう。近年は前哨戦を挟むことなくGⅠに直行ということも増えたのでその影響も多少はあるのかもしれませんね。

そう考えると今年のジャパンカップを制したヴェラアズールは評価を下げたほうがいいかもしれませんね。

鍵を握るのは中山2500m

中山2500mは特にトリッキーなコースといわれている。

外回りの3コーナー付近からスタートして、すぐに内回りコースに合流する。4コーナーまでの距離は200メートル弱と短く、先行争いが1周目のホームストレッチまで持ち越されることもある。スタンド前の急坂(高低差2.2メートル)を上るとまもなくゴール板で、残りあと1周。ゴール板を過ぎてからも1コーナー半ばまで上り続けた後、向こう正面にかけて下る。コーナーを何度も回る必要があり、外を回り続けると距離をロスし続けることになる。だが、ずっと内にいると勝負どころで前が詰まるリスクがある。安全策として外を回すか、内を突くか、馬の操縦性とともに騎手の戦術が求められる。

JRA公式から引用

JRA公式のコース解説でも言われているように、スタートしてからすぐにコーナーとなり、思ったような位置取りをするのが難しくなってくる。最後のコーナーからゴールまでの距離も東京競馬場の525.9mに比べて310mと短く、高低差も5.3mとあり、差し追い込みとなるとなかなか決まらないイメージだ。

そうなると差し追い込み型のイクイノックスは最後に届かないという展開も予想ができる。当然鞍上のルメールも中山2500mの特徴は十分に熟知しているので今までのような後方一気という作戦は考えずらいので、どのような騎乗をするのかが楽しみだ。

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