2021桜花賞データからみる狙い目の結果は?
目次
データから見た狙い目と結果はどうなったか?
2021年の桜花賞は白毛馬ソダシが戴冠。世界初白毛馬によるクラシック制覇を成し遂げて幕を閉じた。
個人的にイチ押しをしていたファインルージュが3着に来たのが嬉しかったがデータからみる狙い目はどうなってか?結果を見ていこうと思います。
4年連続で2番人気が制覇
過去10年を振り返ると実に5頭も2番人気が制していて、勝率50%と驚異的な数値を誇っていましたが、今年も2番人気のソダシが制しました。※直前まではソダシが1番人気でしたが、最終的には1番に気はサトノレイナスでした。
これは来年以降も重要視していかなければいけないファクターの一つと言えるでしょう。
参考データ:競馬ラボ
4年連続でトライアルレースを挟まない馬が制覇
近年のクラシックのトレンドとして、トライアルレースを挟まずに2歳GⅠから直行するパターンや共同通信杯やシンザン記念などから2か月以上間隔を空けた馬が制することが多く、今回もその例にもれずに阪神JFから直行のソダシが1着、同じく阪神JFから直行のサトノレイナスが2着、フェアリーステークスを制したファインルージュが3着と馬券圏内に来たのはいずれも2か月以上間隔を空けた馬が来ています。
このトレンドは今後も続く傾向はあるでしょうし、かならずチェックした項目ではありますね。
チューリップ賞組が馬券圏内にこなかった
近年のトレンドがトライアルレースを挟まない馬ということですが、だからといってトライアル組を無視するわけにもいきません。その中でも桜花賞はチューリップ賞組が馬券内に来る確率が非常に高いレースでもあります。しかし今年はチューリップ賞組が全滅。再先着は7着のストゥーティということで全くのダメな年でしたね。
これは2011年まで遡らないといけないので依然として、チューリップ賞組が来る確率は高いのでトライアル組の中では、チューリップ賞は最重要なのは変わりがありません。
10番人気以下はほとんど馬券圏内にこない
過去10年のデータでは10番人気以下の馬が来たのは2013年のプリンセスジャックが3着に一度来たのみで、ほとんど馬券に絡んでいません。今年もそのデータは的中となっており、この傾向は今後も続くと思われるので、10番人気以下の馬はばっさりと切ってもいいでしょう。
3枠5番の馬が何故かこない
枠で考えると3枠5番の馬が全く馬券圏内に来ていなく、再先着が2016年のメジャーエンブレム、そして今年のアカイトリノムスメの4着が最高着順となっており、相性は最悪となっています。メジャーエンブレムは圧倒的1番人気でしたので、まさに鬼門と言えるでしょう。
アパパネの蛯名騎手以来関東の騎手が制覇
桜花賞というレースは関西所属の騎手の戦績が圧倒的となっていて、今年ソダシの吉田隼人騎手が制する前は2010年のアパパネの蛯名正義騎手まで遡らないといませんし、2010年以前の記録を見てみても圧倒的に関西所属の騎手が制しているのが分かります。今回はその定説を跳ね返したことになります。しかし2、3着に来たのがやはり関西所属ということでこれからも関西騎手所属が優位なのは間違いないでしょう。注意が必要なのは人気がある馬に関東所属の騎手が騎乗していた場合は、押さえておく必要があると思います。
桜花賞はデータが大事
データから見た狙い目として、2番人気の馬、トライアルレースを挟まずに2か月以上間隔をあけた馬、10番人気以下の馬は馬券圏内にこない、3枠5番の馬がこないというパターンがそのまま当てはまる結果となりました。
特に今回は良馬場で開催されましたし、馬の能力がそのまま結果に表れたと言えると思います。
Bコースになったことで傾向に変化があるかも?
先に挙げた通りデータが大事ですが、今年からBコースになったことにより今後の傾向に変化があるかもしれません。特に枠による有利不利が変わってくるかもしれません。今まではどちらかというと真ん中から外枠の方が戦績が良かったのですが、今回は内枠の2頭が1着、3着となりましたので、もしかしたら今後の傾向に変化が見られるかもしれません。これは今後のデータの蓄積により新たな傾向が現れてくると思います。
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