【競馬ニュース】大混戦模様の菊花賞2022を制するのは?データから見る狙い目は?
目次
本命馬不在の菊花賞を制するのは?
昨年も大混戦だったが今年の菊花賞はそれにも増して大混戦だ。何せ春のクラシック2冠を連対した馬がいないからだ、これは実に65年ぶりの珍事とのこと。
夏の上り馬か?春のクラシック出走組か?
過去10年で春のクラシック未出走で菊花賞を制したのはトーホウジャッカル・キセキ・フィエールマン・ワールドプレミアの4頭。
それ以外にも実に馬券圏内に11頭の春のクラシック未出走の馬がいる。勝った4頭を加えると馬券圏内に来た30頭中15頭と半分が春のクラシック未出走となっていることが分かる
そして今年の出走馬の18頭中12頭が春のクラシック未出走と半数以上となっており、今年も春のクラシック未出走馬が菊花賞馬となる可能性はかなり高いと思われます。
有力馬だと1番人気のガイアフォースが春のクラシック未出走となっており要注目ですね。
好相性の2枠
過去10年の枠順別データを見てみると2枠が5勝と圧倒的となっている。しかも勝った馬がエピファネイア・キタサンブラック・サトノダイヤモンド・コントレイル・タイトルホルダーと名馬ぞろいとなっており、今年も2枠の馬が勝ったらその後のレースも要注目だ。
全体的に見てみると、内枠よりも真ん中から外枠のほうが馬券圏内に来てる馬が多いと言える、今年同様に京都競馬場の改修により阪神開催となった昨年も2着が大外のオーソクレース、3着が6枠11番のディヴァインラヴとなっており、真ん中から外枠のほうが全体的に見ると相性的には良さそうです。
セントライト記念2着のアスクビクターモア、神戸新聞杯覇者のジャスティンパレスなどは抑えておく必要があるでしょう。
1番人気がどうなるか?
過去10年のデータを見てみると、5勝と圧倒的な戦績を残しています。しかし不吉なデータとして、昨年のホープフルステークスがから1番人気が15連敗となっており、連敗記録が止まるかどうかも注目ですね。
前走トライアルレース組が吉
過去10年の前走別データを見てみると、30頭中22頭がトライアルレースが前走になっているので、前走がトライアルレースの馬は基本的に抑えておいたほうがいいですね。
穴人気でどの馬がくるか?
1番人気の勝率が高いというのは書きましたが、2番人気は勝てていなく2着が2回だけとなっていて、3番人気も2勝、2着1回、3着1回となっており、4番人気以下が馬券圏内に来ることも多く、実際に過去10年では3番人気までの決着となったことは一度もなく、人気薄でも十分にチャンスがあるでしょう。
個人的に面白い存在と思っているのは前走・前々走を2600mのレースを制しているディナースタですね。3000mというどの馬も未知の距離に対して、2600mを2回経験しているのは大きいと思います。
阪神3000mはオルフェーヴル産駒か?
阪神3000mの産駒別のデータを見てみるとオルフェーヴル産駒が5回出走して1着1回、2着1回、3着1回と最も安定した成績を残しています。キズナ産駒は2勝していますが、これは阪神大賞典を連覇したディープボンドが出した記録なので、複数頭で結果が出ているオルフェーヴル産駒が相性が一番かなと思います。
今回出走しているオルフェーヴル産駒は、昨年のオークス馬ユーバーレーベンの半弟マイネルトルファン1頭となっており、個人的にはかなり面白い存在かなと思っています。
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